眼科検診にかかる時間
白内障や緑内障などの病気は、自分が知らないうちに進行していることがよくあります。
早期に発見し、治療していくためにも年に一回定期的な眼科検診を受けることを強くお勧めします。
小中学生の場合は学校で年に1〜2回検査を行いますが、成長期でもあるため、近視が進行しやすく、メガネの度数が変わりやすくもあります。
学生の時期の近視は半年に一度は眼科検診を受けましょう。
目の検査にかかる時間は視力の状態や検査内容によって変わってきます。
通常は15分から30分程度です。検査の内容によってはもっと必要になることもあります。
まず、ご本人の病歴や健康状態を最初に確認します。
次に視力検査や眼底検査、眼筋の協調、光への瞳孔反応などの検査を行います。
緑内障などのコメントがある方は、緑内障に対する検査をいくつか行います。所要時間は30分程度です。
眼底検査は瞳を大きくする薬を点眼して行う検査です。瞳が開くまでにも30分ほどかかります。
眼科検診の結果によってとるべき行動とは?
眼科検診は、自治体の健康診断に含まれていたり人間ドックに含まれているケースなどもあります。
その結果があまりよくなかった場合には、かかりつけの眼科医を受診して治療を始めたり精密な検査をする必要があるのが実情です。
眼科検診は、40代になったら年に一度は受けたほうが良い検診として推奨されています。
目には、何の異常も感じられなくても静かに症状が進行しているというのはよくあるケースです。
眼科検診の結果で、緑内障の疑いと書かれるケースも少なくありません。
緑内障は、静かに進行して後から視野が狭くなってから気が付くということもありますので、定期的な受診をすることにメリットがあります。
眼科検診は、年に一度の健康診断などにセットになっていることが多いので、そこで異常が認められた場合にはかかりつけ医に相談するのがポイントです。
なるべく早めに受診したほうが、症状の進行を食い止めることができますし、早期改善ができます。