眼科検診を受けるときはコンタクトを外す?
眼科検診では、目の健康をチェックするために角膜や涙の出方に、網膜を調べることとなりますから、コンタクトレンズを装用している方の場合、検査前に外す必要があります。
なぜ外さなければならないのかというと、角膜を検査するときに上にレンズがのっている状態だと正しく調べることができないからです。
眼病があるのか無いのかすら検査が出来なくなってしまいますので、日頃からコンタクトレンズを装用している方も、なるべく眼科検診では外してメガネの状態で受けるようにしましょう。
もちろん眼科ではつけた状態のまま行ったとしても外す設備が整っていますので問題はありませんが、その分検査の時間が長引いてしまう可能性があります。
そうならないためにも、前もって外していくことがスムーズに眼科検診を受けるためには必要です。
装用年数が長ければ長いほど、眼科検診が必要なケースも少なくないですから、目に違和感がなかったときにも必ずうけるようにしましょう。
眼科検診で行われる視力検査の変化について
眼科検診の際には視力検査が行われることが多いです。
視力検査では、「C」のような形をしたランドルド環の向きを答えることで測るというのが一般的でした。
しかし、偶然当たってしまったり、言い間違えてしまったりすることによって正確な数値を測れない恐れがあります。
そこで生み出されたのがスポットビジョンスクリーナーという方法です。
この方法では画面に表示される特定の機器を見つめるだけで目の状態を測ることが可能です。
近視や遠視はもちろん、不同視や斜視についても診断できることから注目を集めています。
この方法が広がっていくと眼科検診の時間は非常に短くなることでしょう。
スポットビジョンスクリーナーによる検査の成功率は約97%であり、これは従来の手段よりも高めの水準です。
機器も複雑ではないので今後使用される機会も増えていくと考えられます。
簡単な検査の方法なので、小さな子供でも受けられますが、一定時間目を開けていることが正確に計測するために必要となります。